uresino_sayumi’s diary

株トレーダーの自分語り(´・ω・`)

間違えること

最近、分散や利を伸ばすという言葉の意味を少し理解した。決断の意味を少し理解した時に似ている。正直、こんなことなら誰かに教えて欲しかった。理解できなくて悩んでいたことは大したことなくて、気づいてみれば単純な概念だった。

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リスク管理が大事。ってのは大体の株の本で共通しているが、他は結構矛盾する箇所がある。逆張りと順張り。銘柄を絞ってトレードして稼いだ人、銘柄は分散すると良いという人。ルールには絶対従うって人、ルールに時には裁量を混ぜた方が良いって言う人。

読めば読むほど矛盾は増えて行った。自分に都合のいい人の納得できる所だけを参考にしていた。

マーケットの魔術師とかに出てくるトレーダーは大金で商品とか大型とかを触っていて、仕手株など活況な株をトレードする俺に分散投資が必要だとは思えなかった。

 

俺はここ十年大体一銘柄に資金の大半を入れていた。二銘柄を持ってスイングしたことはほとんどない、銘柄を分散することに抵抗感があった。

分散投資は自分の予想が外れることが前提にあるから。俺は自分の予想が外れることが前提の分散は好きになれなかった。

 

だからか買い下がりをしようとしても我慢できず買値が近い場所で買い増した。一回目の買いから下がることを前提に二度目の買いをする。というのが苦痛だった。

分散して利確もできなかった。半分売ったらもう半分をすぐに売りたくなった。半分を返済した株価と上がった株価を比べて、もっと待てばもっと儲かったのに。あーやっちまったなー。って考えていると残りの半分をどんどん売りたくなってくる。すぐにでも下がるような気がしてくる。含み益が減る可能性に耐えられなくて残りも売る。そして上がっていく株価を見て後悔した。

 

分散。というのは間違えることを前提に銘柄選択、買い、売りをしましょうね。ということだ。それは仕手株だろうが商品だろうが変わらない原則だと今なら思える。でも俺は、そんな間違えることを前提にした後ろ向きな考えを受け入れるのに随分と時間がかかった。

 

資産392,081

先週末-150