uresino_sayumi’s diary

株トレーダーの自分語り(´・ω・`)

富の偏在=機会の偏在

1△年前、当時見た雑誌だかで億万長者の比率ってのを見て、親の資産を引き継ぐか起業するか、投資家になるかが億万長者になりやすい方法って書いてあった。
 
俺は小学生ぐらいの時、親から遺産なり会社なりを受け継がない人間が億万長者になれる可能性は1%ぐらいだと思っていた。何となくそのぐらいの数字だと思った。そして1%くらいの人間がなれるなら、小学生の段階で株で億万長者になる。って夢を見ている大人びている自分なら、他の人間より金への欲求が強い自分なら可能性は50%くらいになるって無根拠に思っていた。
 
(小学生の頃は自分を特別だと思う心理が強かったんですねぇ……。当時流行ってたゲームで、友達の中では敵なしだった俺氏は迂闊にも、「今度世界大会でるから(今度日本一を決める大会の予選があるけど、俺くらい強ければ多少苦戦しても世界大会には行けるだろうから、今世界大会に出るって言ってもいいやろ)」と言い、後に恥じをかいたこともある。なんで昔はあんな自分は何でもできる。って思えたんだか……)
 
ヒューマン・ネットワークなどのネットワークを扱った本が好きだ。ネットワークは経済や格差や成功とかを表すのに適してる理論だと思うのでシックリくる。
経済的な格差は日本やフランスは富裕層が固定気味で、アメリカは流動的。ってのを何かで見た。何となくそーだろーなーと思った。
 
昔は意思と市場環境がよければ誰でも稼げるようになると思っていた。才能が同程度なら誰でも似たような確率だと思っていた。
でも、親が資産運用に慣れている総資産が五千万な世帯と、親が資産運用したことない総資産が五百万の世帯、子供が億万長者になる可能性は全く違うだろーなーって思う。多分、五千万の方の子供が五百万の世帯の子より金持ちになるだろう。
 
億万長者になれるチャンスや可能性も資産分布のように、大きく偏ってるのだと思う。
“席”や方法があることは確かだけれど、そこに行きつく確率は個々人違っていて、意思だけではどうにもできないことがある訳で。だから格差は世帯をまたぐ訳で。そーすると疑問が沸いてきた。
 
Q 世帯資産が高いほど子供が億万長者になれる可能性が高いとしたら、あなたが億万長者になれる可能性は?
 
負けた時はどーでもいいことを考えがち。もっと稼ぐのに良い親だったら勝てたのに。って結論に持って行くかのような自問、負けた時は負けた理由を他者に押し付けたいのだ。
 
資産は先週末より火曜日引け換算で-